子どもがいる共働き家庭に乾燥機が絶対必要だと思った理由

生活

子どもが生まれてから、洗濯が「仕事」になった

子どもが生まれる前、洗濯は週に2〜3回やれば十分だった。夫婦ふたりの服と、タオル少々。それがいつの間にか、毎日回さないと追いつかない「日課」に変わっていた。

保育園に通う2歳の子どもは、1日に何回着替えるかわからない。食事でこぼす、砂場で汚す、おもらしする。着替えの枚数がそのまま洗濯物の量に直結する。夫婦の分と合わせると、毎日洗濯機を2回回すことも珍しくない。

問題は「洗う」だけじゃない。干す、取り込む、たたむ。この一連の作業が積み重なって、気づけば休日の午前中が丸ごと洗濯に消えている。

子どもを公園に連れて行きたい。でも洗濯物がまだ乾いていない。取り込まないと雨が降りそう。この繰り返しで、「休日」という感覚がどんどん薄れていった。

乾燥機の購入を本気で考え始めたのは、夫が「もう干すのやめたい」と言い出した夜だった。


夜に洗濯して、朝に乾いていない問題

共働き家庭にとって、洗濯のタイミングは限られている。帰宅後の夜がメインだ。でも夜に回した洗濯物を外に干せるか、というと現実は難しい。

マンションのベランダに夜干しすると、翌朝も湿っていることが多い。特に冬場や梅雨の時期は、朝になっても生乾き状態。子どもの保育園の服が乾いていない、という焦りは想像以上にストレスだった。

「今日これ着せるつもりだったのに」と思いながら、ドライヤーで強制乾燥させようとしたこともある。もちろんうまくいかないし、時間ばかりかかる。

部屋干しはどうか。浴室乾燥機を使ったり、リビングに干したりもした。でも部屋干し独特のにおいが気になった。いわゆる「生乾き臭」だ。

大人の服なら多少は目をつぶれる。でも子どもの服となると話は別だ。敏感な肌に触れる衣類に雑菌が繁殖しているかもしれない、という不安が頭から離れなかった。調べると、部屋干し臭の原因は「モラクセラ菌」という細菌で、湿った状態が続くと繁殖しやすいとわかった。乾燥が遅いほどにおいが強くなる。子どもの服を部屋干しにするたびに、罪悪感のようなものを感じていた。


「他の方法じゃダメなのか」を真剣に検討した

乾燥機を買う前に、いくつかの選択肢を本気で検討した。結論から言うと、どれも「子育て共働き家庭」には合わなかった。

コインランドリーという選択肢

近所にコインランドリーがある。乾燥機能が強力で、大物洗いには使っていた。でも日常使いとなると、話が変わってくる。

子どもを連れてコインランドリーに行くのは、思っている以上に大変だ。洗濯物を袋に詰めて、子どもを連れ出して、待ち時間の間は子どもの相手をしながら待機する。乾燥が終わるまで1時間近くかかることもある。その間、子どもは飽きて騒ぎ出す。週に何度もこれをやるのは現実的じゃなかった。

費用も積み重なる。1回あたり600〜800円として、週3回で年間約10万円。5年使えばドラム式洗濯乾燥機が余裕で買える計算だ。

縦型洗濯機の乾燥機能という選択肢

縦型洗濯機にも乾燥機能はついている。でも縦型の乾燥はヒーター式が多く、高温の熱風で乾かす仕組みだ。

実際に試したことがある人ならわかるかもしれないが、縮みがひどい。綿素材の服がワンサイズ小さくなった、という話を育児サークルの友人から聞いた。子どもの服は素材がやわらかく、縮みに弱いものが多い。高温乾燥を繰り返すと、シーズン途中で着られなくなることも。

乾燥時間も長く、電気代も高い。縦型の乾燥機能は「緊急時にしか使えない」というのが正直なところだった。

ドラム式洗濯乾燥機という選択肢

比較した中で、子育て共働き家庭に最も合っているのがドラム式洗濯乾燥機、特にヒートポンプ式のものだった。

ヒートポンプ式は低温で乾燥させるため、衣類へのダメージが少ない。電気代も縦型のヒーター式より抑えられる。洗濯から乾燥まで全自動でやってくれるから、干す作業が丸ごとなくなる。

価格は高い。それは事実だ。でも「干す・取り込む」にかかる時間と労力、コインランドリー代、精神的ストレスを換算すると、投資としての価値は十分あると判断した。


買ってからの生活がどう変わったか

ドラム式洗濯乾燥機(Panasonic NA-LX129AL)を購入してから、生活のリズムが変わった。

朝、保育園に出かける前に洗濯物を入れてスタートボタンを押す。それだけでいい。帰宅すると、洗濯から乾燥まで全部終わっている。取り出してたたむだけ。「干す」という作業が完全になくなった。

最初の1週間は、帰宅したときに洗濯物がすでに乾いている状況に違和感を覚えるほどだった。「あ、干さなくていいんだ」という感覚。

生活への影響はいくつもあった。

天気を気にしなくなった。 出かける前に「今日は雨が降りそうだから洗濯は明日にしよう」という判断が不要になった。毎日気にしていた天気予報チェックが習慣から消えた。

休日が返ってきた。 土日の午前中を洗濯に使わなくてよくなった。子どもと公園に行く前に「洗濯物を取り込まないといけない」というプレッシャーがなくなった。

部屋干し臭から解放された。 ドラム式で乾燥まで完結するので、部屋干しをしなくなった。子どもの服のにおいを気にしなくて済むようになったのは、想像以上に精神的に楽だった。

子どものダニアレルギー対策になった。 ぬいぐるみやシーツを定期的に高温乾燥させることで、ダニ対策ができるようになった。保育園から帰った子どもが持ち込む外のダニも、乾燥機に通せば安心だ。

夫は購入後1ヶ月で「もっと早く買えばよかった」と言っていた。私も同感だ。


子育て共働き家庭に向けたおすすめ機種

実際に比較検討して選んだ機種と、もう一台の候補を紹介する。

ファミリー向け第1位:Panasonic NA-LX129EL-W(12kg)

子育て共働き家庭向けに選ぶなら、まずこの機種を検討してほしい。

容量12kgは、4人家族でも余裕をもって使える。ヒートポンプ式乾燥を採用しており、低温でやさしく乾燥するため衣類へのダメージが少ない。LiquidAssist機能で温水洗浄ができ、子どもの服についた食べこぼしや泥汚れにも対応する。

スマホアプリ「Home Network」と連携すれば、外出先から操作・確認が可能。保育園への送迎中に「そろそろ終わるな」と確認できるのは地味に便利だ。

静音設計なので、子どもが昼寝している時間帯にも使いやすい。

価格帯は約30〜32万円。



コスパ重視の選択肢:Hitachi BD-SG110HL(11kg)

日立のBD-SX110HLは、ナイアガラ洗浄と風アイロン機能が特徴だ。

ナイアガラ洗浄は大量の水流で汚れを落とす仕組みで、子どもの服についた頑固な汚れにも強い。風アイロン機能は乾燥時に蒸気を使い、シワを伸ばしながら仕上げる。アイロンがけの手間が減るのは、忙しい共働き家庭にはありがたい。

容量11kgで、3〜4人家族なら十分。価格帯は約14〜17万円とパナソニックより若干抑えられる。



ドラム式洗濯乾燥機を広く探したい場合

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乾燥機が向いている人・向いていない人

正直に書く。乾燥機がすべての人に向いているわけではない。

向いている人

  • 共働きで洗濯に使える時間が限られている
  • 小さい子どもがいて洗濯物が毎日大量に出る
  • 部屋干し臭が気になる、または部屋干しするスペースがない
  • 天気に左右されず洗濯を完結させたい
  • ダニ対策を強化したい(アレルギー持ちの子どもがいる家庭)

向いていない人

  • 設置スペースが確保できない(ドラム式は奥行きが60〜70cm程度必要)
  • 洗濯物の量が少なく、今の洗濯環境に特に不満がない
  • ウールやシルクなど乾燥機NGの衣類が多い
  • 初期費用15万円以上の出費が今の家計には厳しい
  • 賃貸で排水・防水パンのサイズが合わない可能性がある

まとめ

子どもが生まれてからの洗濯ストレスは、「干す・取り込む・乾かない」の繰り返しだった。コインランドリーや部屋干しで乗り切ろうとしたが、子連れの手間と生乾き臭の問題が解消できなかった。

ドラム式洗濯乾燥機を導入してから、洗濯が「やっつけ仕事」から「朝セットして帰宅時に完了している作業」に変わった。時間的・精神的な余裕が生まれたことが、生活の質に直結した。

価格は決して安くないが、子育て共働き家庭にとって最もコストパフォーマンスが高い家電のひとつだと思っている。

機種の選び方や設置前の確認事項については、別記事で詳しく解説している。

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